不動産の維持

男の人

定期メンテナンスが必要

社会問題にもなっている空き家ですが、なぜ誰も住んでいない家を放置しているのでしょうか。空き家を所有するに至る経緯で一番多いのは親からの相続です。両親が亡くなって家が残ったものの、子供は別に住宅を持っているケースです。売却して処分すればいいのですが、思い出の実家であるという感情から手放し難くなるようです。また、土地に建物があるほうが固定資産税が安くなるという制度もあり、家を解体しないまま固定資産税を払い続ける人が多いのです。しかし、空き家を放置していると問題が起こります。空き家への不法侵入や放火など、犯罪の温床になりかねません。また、不法投棄の場所になったり、シロアリ・ネズミの巣になるなど衛生面でも問題です。しかも、それらの問題は周囲の家に迷惑がかかります。空き家の所有者はその家に住んでいないのですから、空き家の放置はむしろ近所に影響を及ぼすのが最大の問題と言えます。誰も住んでいない家ではありますが、近所に迷惑をかけないよう定期的な管理が必要です。簡単な掃除をして、窓を開けて通気・換気をします。水通の蛇口を開けて、水道管に錆や異物が貯まるのを防ぎます。隣家に庭木の葉が落ちていないか確認します。郵便物が来ていないかもチェックします。空き家の所有者が遠方に住んでいる場合、定期的に管理するのは難しいかもしれません。そのような時は、空き家管理サービスの業者を利用するといいでしょう。サービスを契約すると、業者が定期的に空き家を訪問してメンテナンスを行ってくれます。空き家は放って置いてよいというものではなく、近所に迷惑をかけないために、きちんと管理する必要があるものです。